2009/01/12
スタッフカツオの日記 1月12日
明けましておめでとうございます。
オーストラリアは例年以上の暑い正月で2009年が始まりました。
ただ波は年末から正月にかけてサイズの上がらない日が続き、ビーチに寝そべるビキニ姿のお姉ちゃんたちを横目に、小波を追っかけまわす日々が続いています。
てことで、こんな小波な日に最適のボード ”FISHCUIT” のテストライドをしてみた。
最近、波Hey!でえらい人気の小波用のモデルのひとつだが、そのすべてに正直ビビった。
今回テストしたサイズは5'4" x 19"7/8 x 2"3/4だったのだが、5'4"なんて長さのボードは初めてで、厚み幅は今までにないボリューム。脇に挟んだ感じが全く今までのボードと違う。ロングボードを持っているようなボリュームなのにものすごく短い。
こんなぶっといレール、だらだらの膝波のフェイスに入れるものなのかと思ったが、そんなの心配無用!
まずパドル、浮力充分なんで問題なく、ぐんぐんと進みテイクオフの際には板が短い分、ノーズが水面の下になってしまっていたが、そこはボリューム満点のノーズが浮力でカバー。
立ち上がってからもそれは同じこと、ノーズが水面の下に入ってしまっても、ガンガンの浮力で浮き上がってくる。だらだらの膝、腰の波でほぼうねりのポジションからテイクオフ、そこからどんどんスピードが付き、おもいっきりカットバック、最後はほぼ砂の上というインサイドで軽めのリッピング。周りには数人ローカルサーファーも入っていたが、ロングのおっさん以外はなかなか波を取れずに、イライラしている様子。
そのあとも2時間びっちり数えくれないくらいの波を独占でなんだか最高に楽しいテストライドになった。力のない小波で、最高のスピードと操作性でものすごく楽しいサーフィンを約束してくれるボードに出会えた。
PS.調子にのって少しサイズがあるメッシーな波で後日使用してみたが、これはさすがにNG。やっぱり基本は“right wave right surfboard” で最高に楽しいサーフィンということだ。
それでは日本のサーフィンクレージーの皆さん2009年も 波Hey!サーフ をよろしくおねがい致します。