2007/03/08
WCT クイックシルバープロ ラウンド3終了!ラウンド4スタート!!
今日6日は朝から弱めの南西のオフショアに昨日よりもサイズアップしたクリーンな東うねりがススナッパーロックスには届いていた。 コンテストディレクターも今日は悩むことなくコンテストのGOサインを出したのは間違いない。
サイズはアタマ~アタマ半でところどころではではチューブから白いエアーが噴出している。
ラウンド3、まず最初のヒートに登場したのはローカルクリーキッズのパーコだ。
これぞパーコのサーフィン!彼のサーフィンをDVDで見たことがある人も多いとは思うが優雅にも観れる流れるようなサーフィンでテイクオフとともにチューブにからだをゆだね、深いボトムターンから一気にトップターンへ、そして5メートル以上のフローターをいとも簡単に成功させてしまう。当然のようにラウンド4にコマを進めた。
そして今日の地元ゴールドコーストのTVニュースにまでなったのがパーフェクト10ポイントを叩きだした王者ケリーのライディングだ。
顔が水面に付きそうなくらいの深いボトムターンからまっすぐ縦にのぼったあとのオフザリップからはアタマ以上ある波よりも高いスプレーを上げる。チューブに入ったかと思うと次の瞬間はアーリーウープを決めてしまう。
5人のジャッジのうち4人が10点満点という最高のライディングに観戦していた多くのギャラリーからは歓声よりも多くため息が聞こえてきた。
スピードとパワーが共存する彼のサーフィンはとどまることを知らない。
雨が降り始めた次のヒートでは世界最速のサーファー、ミック・ファニングが見せてくれた。
ホームポイントのスナッパーロックスでは彼のスピードがさらに加速する。
波のどの位置でも加速を続けそのラインの中にあらゆるトリックを織り交ぜていく彼のセンスは観ているすべての人を魅了した。
夕方5時前にはラウンド3の16ヒートすべてが終了したがコンテストは続行!
ラウンド4に突入。明日のコンディションが心配されたための主催者側の判断だった。
ヒート1ではパーコVSブルースという人気者対決だったが、ブルースがパーコにインターフェアーをしてしまいパーコに軍配が上がった。
結局日没までの間にヒート2までを終了し長い1日が終わった。