2005/10/22
スタッフカツオの日記 10月22日
ここ3日ほど、ようやくまとまったスウェルが入ってきて久々にサーフィンらしいサーフィンが出来ている。スナッパー等のポイントも小さめではあるもののブレイクしていて、長い事待ち焦がれていたサーファー達で賑わっている。
この原稿を書いている今現在、サーファーズパラダイスではインディカーレースが行われていて、このエリア一体は一歩外に出るとチャンプカーの轟音が響き渡っており、波に乗っている時でさえ甲高いエグゾースト・ノートが聞こえてくる。
実はこの時期には、インディーがやってくると波が上がると言うジンクスがあって、今年もそれは裏切らなかった様だ。
さて、ここ2日間はDバー、スナッパー、サーファーズ近辺のビーチでと、歩け無くなるほど疲れるまでサーフィンをしているが、Dバーはピーキーなビッグドロップからのショートバレル、スナッパーはエンドレスに割れてくるリッパブルなウォール、そして今現在、良い形のサンドバーができていて混雑とは無縁のビーチとバラエティーにも事欠かない。
先日はクーランガッタで2ラウンドしたが、Dバーでは幾つかのピークが出来ており、そんなに波を追っかけ無くても自分に向かって入ってくる波に集中すれば幾らでもいい波が乗れた。人もそれなりに入っていたが、昨日は波数が多かったせいか、他と競って波を取ろうとする姿も目立たなかった。
ファーストラウンドを3時間した後、スムージー、とメキシカン・ラップとヘルシーなランチをピックして1時間昼寝した後、スナッパーに向かった。
ご存知の様に、Dバーとスナッパーは目と鼻の先なのだが、こんな日は本当にこの両極な波質に感謝したくなる。
午前中のオーバーヘッドのドロップの後は胸、肩サイズのスナッパーを例の5'7"で思う存分クルーズした。
そして、今日は予定がある為、自宅前でのサーフィンとなったが、これが思いのほか良くて特大セットは4ft近くあった。
実は数日前にJSサーフボードの6'0"をスナップしてしまい、仕方なく今日はDHDサーフボードの6'3"を持ち出したのだが、多少長すぎた感はあったものの沢山の波に乗ることが出来た。その多くはワイドに割れたり、早かったりで何発も喰らったが、レールをホロウなフェイスにセットして幾つかのバレルをメイクして、明日も波があることを願い気分良く仕事に向かった。
みんなも来年はこのインディー・フィーバーのジンクスを信じて観戦がてらゴールドコーストに来てみてはどうだろうか?きっといつもとは違うこの町の表情と最高の波がみんなをウェルカムしてくれるはずだ!?